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足を切断することもある?
生活習慣の乱れや遺伝などで糖尿病は発症してしまうのですが、
症状が酷くなると足を切断することもあります。
でも、なぜ糖尿病で足を切断しなければいけないのか?
疑問に思ってしまいますよね。
実は、これは糖尿病が原因で、糖尿病性壊疽と言うものを発症してしまうためです。
糖尿病性壊疽とは?
糖尿病性壊疽とは、糖尿病が原因で血行や神経に異常が起こってしまい、
本来なら治るであろう傷が治らなくなり、それで潰瘍化することで発症します。
この状態を放置すると命に関わり、
そして最終手段として足を切断することになります。
ですが、例え足を切断したからと言っても、それで命が救われる訳ではなく、
その後、亡くなる方もいます。
なぜ足を切断しても死亡してしまうのかと言う疑問が残りますが、
これは糖尿病性壊疽を起こす人と言うのは、感染症を起こしやすくなるからです。
ですので、糖尿病による足の切断を防ぐと言う意味でも、
何か足に違和感があるような場合には、早めに病院で検査を受けてください。
血液の循環が悪くなり、足が冷たい状態と言うのはとても危険ですので、
面倒でも病院で診てもらいましょう。
早めに治療を行っていれば、足の切断を防げるかもしれませんし、
治療を受ける事で糖尿病も改善することも出来ます。
糖尿病と言う病気は、早期発見、早期治療が非常に大切です。
また、糖尿病と診断されたら途中で治療を止めないでください。
治療に関しては、薬物治療をはじめ、
食事療法などもあります。
自己判断で治療を止めると糖尿病が悪化して様々な合併症を引き起こします。
医師の言われたことは必ず守り、治療に専念してください。